椅子に腰かけ、ズボンを膝の上までまくり上げてください。スカートのご婦人はそのままでOK。
上半身を倒して、ふくらはぎの一番太い部分を両手の親指と人差し指でつくった輪で囲んでみましょう。どうですか? ふくらはぎと輪っかの間に隙間ができますか?
この隙間が大きいほど筋力が低下していることになります。つまり、これからの人生を支えるには心もとない貯筋ということ。
反対に、輪っかで囲めないようなら貯筋はたっぷり。目減りしないようにやっぱりコツコツ貯筋していきましょう。
生島さんの「生島流・基本のスキマ体操」や私の「鎌田式ウォーキング・速遅歩き」を1日5分~15分ほど試してみるのでも大丈夫。お金でいえば小銭かもしれないけど、短時間でも、軽い負荷でも、コツコツ貯筋ができれば、これから先の人生が変わります。
日帰り温泉に行ける。レストランで好物を食べられる。生きている限り。死ぬ間際まで。
人生は「筋肉」なのです。