メリハリをつけることのメリット

 対して、時間の使い方が上手い人はメリハリをつけて仕事をします。「休むときは休む」「働くときは働く」と決めて行動するのです。

 この考え方の最大のメリットはその時間でやらなければいけないことが明確になることです。たとえば、「今日中にこの仕事をやろう」と思っている人と「この1時間でここまで進めよう」と思っている人では同じ仕事でも解像度は大きく違います。当然、後者の方が何をすべきなのかがはっきりしますし、集中して作業できるでしょう。

 つまり、時間のメリハリをつけて行動することでやることをシンプルにできるのです。また、仕事の切り替えタイミングで休憩を挟むことによって頭の切り替えもできるため、パフォーマンスの低下も防げます。

 非常に単純なことですが、油断するとついダラダラとしてしまうのが人間ですから頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。