裸の王様と優秀なリーダーを分ける「聞くべき異論」と「無視すべき異論」の見極め方写真はイメージです Photo:PIXTA

「異見」を聞いて不機嫌になるのは
人としての度量が小さいから

 経営者の中には、部下から「異見」を言われると、むっとして、不機嫌になる人がいます。

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 私自身も気をつけなければいけないと思うのですが、自分の考えと違うものは受け入れたくないという気持ちは、だれでも大なり小なり持っているもの。でも、それは人としての度量が小さいせいだと反省しなければなりません。

 もちろん、どんなことでも受け入れろと言っているわけではありません。実は、たとえどんな異見と相対しても「絶対にブレてはいけないもの」があるのです。