8日に開かれた米共和党の大統領選候補者討論会で、ここ何週間か勢いを示しているニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事(元米国連大使)は、批判にさらされ続けた。ヘイリー氏はドナルド・トランプ前大統領に代わる候補の1番手になろうと、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏と張り合っている。ヘイリー氏はまた、自らデサンティス氏を何度か攻撃した。デサンティス氏はそうした口論から超然としていようと試みたが、中国、エネルギー政策やその他の幾つかの問題に関してヘイリー氏とやり合うことになった。ヘイリー、デサンティス両氏の対決の様相は討論会の前から強まっていた。両氏のアイオワ州での支持率が2位で並んだ最近の世論調査が注目を集めたことで、それが増幅されていた。大統領候補指名の投票は来年1月15日のアイオワ州から始まる。