米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーはこの1年で大きな進歩を遂げた。同社の経営に口出ししようとする人たちにはやや分が悪い展開となりそうだ。ディズニーが8日発表した7-9月期(第4四半期)決算はおおむねウォール街の予想を超えた。特に動画配信サービスの加入者数、テーマパークの売上高、営業利益といった重要な数字が好調だった。どれも目標値を優に上回ったが、主力の動画配信サービス「ディズニープラス」は新規加入者数が690万人純増し、アナリスト予想の2倍以上の伸びだった。この決算を受け、ディズニーの株価は時間外取引で3%超上昇した。
米ディズニー、再建策ようやく奏功の兆し
動画配信事業の好調やスポーツ別部門化がテレビ事業の衰退を補完
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