ジョー・バイデン米大統領が、政治的に苦しい状況に置かれているのは間違いない。しかし、それが大統領の対イスラエル政策のせいだと批判する左派勢力の主張は間違っている。ハマスよりもイスラエルを支持するという判断は、バイデン氏がこれまで取ってきた行動の中で最も好感されているものの一つだ。ハーバード大学米国政治研究センター(CAPS)と調査会社ハリス・インサイツ・アンド・アナリティクスによる最新の世論調査によると、イスラエルとテロ組織ハマスのどちらを支持するかとの質問では、84%対16%でイスラエル支持の回答が上回った。ハマスの攻撃に対するイスラエルの行動が正当化される考えている者の比率も、これに近い水準だった。
【寄稿】イスラエル支援、バイデン氏にプラス
イスラエル支持の米無党派層、大統領選で若者より重要
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