英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
英語でストーリーを伝えるトレーニング
会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。
最初は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。
見たままを説明してみてください。最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
私たちが搭乗するのはCX509。あれ私たちの便が……
What’s the matter?
(どうしたの?)
Our flight ____________________________________________________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
Our flight to Hong Kong has been canceled because of the typhoon.
台風の影響で、香港行きの飛行機が欠航になりました。
because of~「~のために」
because of ~「(原因・理由)~のために」や、thanks to ~「~のおかげで」のように、2語以上がまとまって1つの前置詞の働きをするものがあります。
前置詞の後ろには、名詞または動名詞がくることに注意しましょう。
学んだ表現を例文で定着させよう!
Because of the accident, the road was closed.
事故のため、道路は閉鎖されました。
I had to stay at home because of the big storm.
暴風のため、私は家にいなければなりませんでした。
Because of her help, I could finish my project.
彼女の助けにより、私はプロジェクトを終わらせることができました。
Thanks to you, the party was a success.
あなたのおかげで、パーティーは成功しました。
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)