「人生観が変わった」「もっと早く読みたかった」と絶賛の声が相次いでいるのが、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という一冊だ。20万部超のベストセラーとなっている本書は、後悔しない人生を送るためにさまざまな示唆を与えてくれる。今回は、本書の中から「幼少期に親子で過ごした時間」が子どもの将来に与える驚きの効果について解説した内容をマンガとともに紹介する。(イラスト©野田映美)

私たちが子どもに与えられる経験のなかには、「一緒に過ごす時間そのもの」も含まれている。
子どもにとって、親と過ごす時間は重要だ。子どもの心のなかにある親との思い出は、良くも悪くも彼らの生涯に影響してくる。
研究によると、幼少期に親から十分な愛情を注がれた人は、成人後も他人と良い関係を築けることがわかっている。
また、中年になっても健康状態が良好で、うつ病の発症レベルが低いことも明らかになっている。
「子どもと何かを経験すること」というと、一緒にどこかに出かけたり、何かをしたりするイメージを浮かべる人が多い。
だが、親から人生を学ぶこと、あるいは単に一緒に過ごす時間も経験に含まれるのだ。
これらは、子どもの成長に必要不可欠だ。
親から子に与えられた愛情や時間は、ときとして驚くべき形で報われる。

(本稿は、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の内容をマンガ化したものです)