「隠れ・捨て上手」が本領発揮するための環境づくり(1)
スペースはできるだけ広く取る

「隠れ・捨て上手」な人が、モノに踏ん切りをつけるのに効果的なのは、とにかく「見えるようにすること」。モノひとつひとつではなく、全体を眺め、所有状況を肌で感じられることが大事です。収納から出して広げるための充分なスペースを確保しましょう。

●片づけ始めに必要なのは「分ける」「眺める」スペース
 家具や荷物を動かして広くスペースを空けます。衣類整理ならベッドの上・床を空けて、ハンガーがけの衣類、下着や靴下、インナー類を出していきます。ニットやデニムは床に山を作っていけば良いですが、量が多く積みきれない場合は45Lのビニール袋に入れていくと良いでしょう。

 食器や食材、調理道具などのキッチン用品、本や文具、書類、おもちゃ、その他生活用品を整理するならカウンター・ダイニングテーブルの上を片づけ、テーブルやソファを端に寄せてリビングの床全体も大きく空けましょう。細かいモノ・床に直置きしたくないモノは、箱やカゴに入れていきます。