写真はイメージです Photo:PIXTA
「視野のストライクゾーンが狭い人」へ
生活のしづらさは変えられる！
「片づけで悩んでいる」といっても、人によって部屋の状況は全然違います。私が整理収納サポートで行う仕事の成果を部屋のアフター写真だけで比べたら、「仕上がりにこんなに差があるの？」と驚かれるかもしれません。見た目がきれいに片づけばいいわけじゃないんです。部屋を見て、じっくり話を聞き、片づけられないで悩む人の見え方・感じ方を理解したうえで、改善のきっかけを作るのが私の役目だと思っています。
世の中には例えば、「視野のストライクゾーンがとても狭い人」がいます。
・モノをしまい込んで見えなくなると忘れてしまう
・視界に入るモノが多過ぎると目がチカチカしてくる
・下手に片づけられると「この辺りにあったモノはどこに行った？」と混乱してしまう
・片づけようとしても部屋のどこから手をつければいいのか分からない
誰にでも多少は当てはまるかもしれませんが、この傾向が生活に支障をきたすくらい強い人がいるのです。その感覚は、私も想像することしかできませんが、部屋の状態を見れば、日常生活のしづらさは明らかです。
今回は、私がこれまで整理収納の現場で試行錯誤してきた経験から、こうしたタイプの人が片づけを前進させるためのヒントを解説します。
