隠れ・捨て上手が本領発揮するための環境整備(3)
やり切った「雰囲気」を作って終わる

「隠れ・捨て上手」な人に必要なのは、ずばり自信。小さく成功体験を積み重ねていくことです。

●片づけ終わりに必要なのは「寝かせる」スペース
 集中して片づけているうちに、疲れて要不要の判断が難しくなってきます。ヘトヘトになる前に切り上げましょう。「いい感じに進んだ」「この続きはいついつにやろう」と前向きな気持ちで終わることが大事です。

 片づけ途中のモノたちは、同じ種類で山ができていますから、そのカタマリのまま、邪魔にならない場所に移動させ、寝かせます。納戸のようなスペースでも良いし、寝室やリビングの一角を年末までの期間限定で「モノの寝かせ場所」にしてもよいでしょう。

 寝かせているうちに頭の中が整理されて、次眺めたときには「やっぱりアレは要らないかも」と気持ちが切り替わっていることも多いもの。敢えて時間をかけることにもちゃんと意味があります。