英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
英語でストーリーを伝えるトレーニング
会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。
最初は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。
見たままを説明してみてください。最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
景色はいいけど苦手なんだよなあ…
Look! What a great view!
(見て、最高の眺めだ!)
I’m _____________________.
I feel _______________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
I’m scared of high places.
I feel sick and dizzy.
高いところは怖いんです。
気持ち悪くてめまいがします。
【ポイント】be scared of ~「~を恐れる」
be scared of ~「~を恐れる」や、be satisfied with ~「~に満足する」など、日本語ではふつう「~する」と能動的に表しますが、英語では受動態を使います。
特に人の感情や心理状態を表すものに多く見られます。
学んだ表現を例文で定着させよう!
I’m scared of earthquakes.
私は地震が怖いです。
What are you scared of?
あなたは何が怖いのですか?
I’m scared of swimming in the sea.
私は海で泳ぐのが怖いです。
I was not satisfied with the result.
私はその結果に満足していませんでした。
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)