和風の簡単オートミールレシピならおいしく食べられる

(2)お茶漬け、(3)めんつゆ雑炊は、写真のスープジャーを使うとお弁当にもできます。お茶漬けのもとは別袋のまま持って行き、食べる直前に混ぜるとおいしいです。Photo:PIXTA(2)お茶漬け、(3)めんつゆ雑炊は、写真のようなスープジャーを使うとお弁当にもできます Photo:PIXTA 拡大画像表示

 オートミールに苦手意識がある人に多いのが「昔食べたことがあるけど、おいしくなかった」「甘いお粥みたいで口に合わなかった」という声です。海外の食べ方そのままでこうした感想になった人には、和風の食べ方をおすすめします。

 ここでは、オートミールの味が苦手という人にこそ試してほしい、和風のレシピを三つ紹介します。どれも5分以内で簡単に調理できるものばかりです。

(1)わずか2ステップ:米化

 オートミールをごはんのようにして食べるのが、通称「米化」。米化の方法を紹介します。この方法はYouTubeやX(旧Twitter)などで話題になり、広く定着しています。

 

【米化レシピ(1食分)】
・オートミール30gを深めの器に入れ、水を45~50ml注いで軽く混ぜる。
・ラップをかけずに600Wのレンジで1分30秒加熱し、全体をほぐすように混ぜます。好みに応じてふりかけや梅干しなどをトッピングして完成です。

 米化したオートミールは粘り気があり、ほんのり甘く、麦ごはんなどに近い味になります。漬物やのりとの相性も良いので、普段の食生活でおかずはそのまま、ごはんだけオートミールに変更することができます。

(2)市販のもとを使う:お茶漬け

 市販のお茶漬けのもとを使った「オートミール茶漬け」のレシピを紹介します。忙しい朝食や在宅ワークの日の軽い昼食に適しています。

【お茶漬けレシピ(一食分)】
・オートミール30gを大きめの茶碗もしくはどんぶりに入れ、水を180ml注ぎます。
・ラップをかけて500/600Wのレンジで1分30秒加熱し、お茶漬けのもとを加えて混ぜます。オートミールの粒が硬ければ追加で30秒加熱します。

 なお、レンジを使わずにポットや鍋で沸かしたお湯を使っても作れます。その場合は、器に入れたオートミール30gにお湯180mlを加え、フタをして3分ほど蒸らしてからお茶漬けのもとを加えてください。