乗り継ぎサービス
「Sky ConX」とは?

 今春開始した新乗り継ぎサービス「Sky ConX」は、経由地のバンコク・スワンナプーム国際空港で入国審査や荷物をピックアップすることなく、目的地であるプーケットで受け取ることができるサービスです。

「ん? 普通じゃない?」と思いますが、従来のキャリア航空会社では当たり前のサービスでも、価格を重視したLCC航空会社では通常、経由地で一度入国審査を受け荷物をピックアップしたあと、再度チェックインという流れが主流です。そのため通常よりも乗り継ぎ時間を長く取る必要があり、手荷物検査やチェックインでの長い列に並んだりと、かなり時間と労力を要します。

「Sky ConX」はそれをスルーして低価格のまま便利で簡単な乗り継ぎが可能になっています。また万一バンコク到着が遅れ、乗継便に間に合わなかった場合には、無償で振替便の手配をしてくれるのも安心です。

☆Point
●バンコク(経由地)での入国審査や荷物をピックアップすることなく、目的地であるプーケットで受け取ることができる。
●乗り継ぎ専用の出入国管理場経由で、国内線ゲートまで行くことができる。
●万一遅延した場合にも追加手配や費用の心配がない。

《利用方法》チケット予約ページで、適応路線の福岡ープーケット(他チェンマイ、クラビ等)のチケットを購入すると自動的に適応されます。

■「Sky ConX」利用当日の流れ
 
まずは福岡空港ベトジェットカウンターで、最終目的地プーケットまでチェックイン。チェックイン時に搭乗券と一緒に「C.I.Q.」と書かれたシールを受け取ります。これは「Sky ConX」利用者であることを係員に知らせるためのもので、胸元など見えるところに貼って搭乗します。プーケット到着までなくさないように気をつけましょう。

 約5時間半のフライトを経てバンコクスワンナプーム空港に到着。到着後は「Transfers Desk」の案内にそって進み、乗り継ぎ専用のチェックインカウンターへ向かいます。福岡でプーケットまでのチェックインは済んでいるので、ここでは搭乗ゲートや座席が書かれた搭乗券を受け取るのみ。列にも並ぶことなく簡単に乗り継ぎ手続き完了。

 あとは搭乗時間までに搭乗ゲートに向かうのですが、バンコクスワンナプーム空港の敷地面積は成田空港の3倍もある相当な広さなので、移動時間の確認は必須です。案内表示に各ゲートまでの移動時間が書かれているので、それを目安にし、時間に余裕があってもなるべく搭乗ゲート近くの土産店やカフェなどで時間をつぶすことをおすすめします。

 約1時間半のフライトで無事プーケットに到着! 入国審査~荷物の受け取りまでとてもスムーズでした。

 今回バンコクでの乗り継ぎ時間は多少の遅延もあり2時間弱でしたが、ラウンジで軽食を取るほど余裕がありました。上記の通り、広い空港内の移動は相当な時間と労力が必要なのですが、乗り継ぎサービス「Sky ConX」を利用することにより、時短かつ快適にプーケットに到着することができました。