【年末の靴磨き】失敗できないクリームの選び方とおすすめ8選Rawpixel//Getty Images
*本記事はEsquireからの転載です。

 革靴を磨く際の必須アイテム、靴クリームです。その選び方のポイントを解説し、さらにコロンブスやサフィール、エムモゥブレイなど、靴クリームの人気ブランドやおすすめの靴クリームを紹介します。

 お気に入りの革靴を良い状態で長く愛用したいのならば、正しい靴クリームを使ったシューケアが必須です。

 そこでこのページでは、乳化性の靴クリームの選び方やその特徴を解説します。またコロンブス、エム・モゥブレイ、サフィールなど、人気ブランドのおすすめの靴クリームも紹介します。

靴クリームは3種類に分けられる

 靴クリームは大別して、下記の3種類に分かれます。それぞれ主成分と使用目的が異なるので紹介します。

1. 乳化性クリーム
一般的に「靴クリーム」として広く使われているのが「乳化性クリーム」です。水と油、ロウなどを含んだクリームで、革に水分と油分、ツヤを与える役割があります。靴のお手入れの基本ともいえるクリームです。

2. 油性クリーム
水分を含まない靴用クリームで、油分とロウが含まれています。水分を含まないため、革の保湿ができません。一方で、乳化性クリームより強いツヤを与えられるため、主に靴の見栄えをよくするために使われます。

3. 油性ワックス
ワックスはポリッシュとも呼ばれ、主に革靴に鏡のようなツヤを与える「鏡面仕上げ」に使われます。革靴全体に塗り拡げるのではなく、つま先とかかとのみに使うのが一般的です。