2011年11月にインド・バンガロールで設立されたByju’sは、インド最大のオンライン学習プラットフォーム「Byju’s」を展開する。Byju’sでは低価格で動画授業や教材、模擬テストといったコンテンツを提供。特徴は、ユーザーの学習データをもとにパーソナライズされた学習プランを提供することにある。現在は21カ国で展開し、1億5000万人ものユーザーが利用する。

Byju’sにはこれまで、ヘッジファンドのTiger Global Managementや、Sequoia Capital India、Lightspeed Venture Partnersといった名だたるベンチャーキャピタルが出資してきた。Crunchbaseによると、今回の資金調達を経て、同社の累計調達額は53億ドル(約6300億円)となった。

アフリカでECプラットフォームを展開するWasokoが約149億円の資金調達

アフリカでB2BのECプラットフォーム「Sokowatch(ソコウォッチ)」を展開するスタートアップのSokowatchは3月16日、社名およびプロダクト名をWasoko(ワソコ)にリブランディング。そしてシリーズBラウンドで1億2500万ドル(約149億円)の資金調達を実施したと明かした。

Crunchbaseによると、このラウンドにはTiger Global Managementのほか、スウェーデンの投資会社・VNV Global、ガーナを拠点としインパクト投資を推進するGolden Palm Investmentsなどが参加。累計調達額は1億4360億ドル(約170億円)となった。

Wasokoは2013年にケニア・ナイロビで設立したスタートアップだ。同社が展開するECプラットフォームのWasokoでは、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダなどで事業を展開する小売業者に米や石鹸などの生活必需品を届けている。

TechCrunchによると、Wasokoでは2016年のローンチ以降、5万もの小売事業者からの250万もの注文に対応してきた。現在の月間注文数は15万件程度で、ARR(年間経常収益)は3億ドル(357億円)規模となっている。

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