「Midjourney」や「Stable Diffusion」の登場により、より身近な存在となった画像生成AI。ついにはデザインツール「Canva」もAIによる画像生成機能を実装するなど、今後は実用化がますます加速していきそうだ。
Stable Diffusionを開発する英国のスタートアップStability AIは1億100万ドル(約150億円)の資金調達を実施し、画像生成AI「DALL・E 2」を開発するOpenAIも、マイクロソフトからの追加調達に向けて協議していると報じられている。
このような「生成AI」には、画像だけでなく、動画や音楽などを生成するものも登場している。ユーザーだけでなく、投資家からの熱視線も浴びている生成AI。Sequoia Capitalのパートナー、ソニヤ・ファン氏は生成AI領域の市場マップをつい先日公開している。
本記事では、編集部が注目する生成AIをいくつかピックアップし、紹介する。
画像生成AI
Midjourney
入力したテキストの説明文をもとに画像を生成するAI。2022年7月にオープンベータ版が公開され日本でも注目を集め、いわゆる“AIお絵描きブーム”の先駆者的存在となった。