広告領域では、電通グループとの協業を通じてナショナルクライアントの獲得を目論む。広告商品を共同開発しており、今後「随時発表していく」(渡邉氏)予定だという。

プロダクション領域では、ファンサイトやファンクラブの制作・運用を行うSKIYAKIと協業する。BitStarに所属するクリエイターのグッズ制作・販売が目的だ。

加えてBitStarでは、VR領域の研究・開発を行う「BitStar Akihabara Lab」を展開する。丸井グループとの提携では、Vtuberが参加するリアルイベントの「わくわく!VTuberひろば」を東京・渋谷の商業施設である渋谷モディに常設することが決まっている。

アフィリエイトプラットフォームを開発するフォーイットとの協業では、システムの連携が視野にある。プロダクションに所属する前の段階のインフルエンサーが企業から仕事を受注できる仕組みの構築を目指す。

BitStar Adsは累計で約800社が利用してきた。BitStar Studioの月間売上、そしてBitStarに所属するクリエイターによる動画の総再生数は、共に昨年比で約200%に成長しているという。

「今は広告以外の事業領域にも投資しているフェーズです。(広告領域以外も)しっかりと伸ばしていきたい。成長フェーズでアクセルを踏んでいく、転換期だと思っています」(渡邉氏)