企業がSDGsやESG投資などのサステナビリティを推進することに新たなリソースやコストの投入が必要である反面、その費用対効果が不透明であることに着目。企業が環境や社会にもたらしたインパクトを精緻に測定することで”成果の見える化”を図り、また、環境や社会への貢献が収益・株価にどの程度繋がったかを測定し”最適化”することで、その取り組みを持続可能にしている。「ESGテラスト」では、この”見える化”と”最適化”を実現する、独自のデータ設計やデータ抽出技術による解析を行う。
2020年8月には、環境エネルギー投資、サステナブルテクノロジーズ、個人投資家の砂川大氏、金當一臣氏を引受先とする総額1億4,198万円の第三者割当増資を実施。”SDGsをAIで見える化する”非財務データバンクを拡大させ、同社が保有する非財務データの金融業界やエネルギー業界へのスピーディーな提供を目指す。
Taste Local
- 調達額:1億円
- 合計資金調達額1億円
- 調達先:非公表
- 備考:エクイティとデットによる調達
モール型のEコマースサービス「TASTE LOCAL」を展開するスタートアップ。発起者は、「Relux」運営のLoco Partners創業社長の篠塚孝哉氏である。
「TASTE LOCAL」は、一流宿の美味しい味を食卓でたのしめるECサービス。おうちにいながら、魅力的な一流宿のこだわりの食事からデザートまでをたのしむことができる。
2020年8月には、エクイティとデッドにより1億円を調達。今後半年間におけるフリーキャッシュフローの最大化を目指しつつ、引き続きコロナ下でダメージを受けているサービス産業のクライアントを中心に、事業を拡大していく方針だ。
リース
- 調達額:資金調達金額非公表
- 合計資金調達額:7000万円
- 調達先:ランサーズ
- 備考:資本業務提携
フリーランス向け賃貸与信サービス「smeta/スメタ」の開発・運営を展開するスタートアップ。その他、AI与信評価エンジン企画・開発、不動産事業、家賃債務保証事業なども手掛ける。
「smeta」は、フリーランスが引越しの前段階で信用力を適切に評価し、"事前与信"として与信枠(借りられる家賃の上限額)を付与する、賃貸与信アプリである。これにより、事前与信の枠に収まる家賃のお部屋であれば入居審査を100%通過できることから、フリーランスであっても正規雇用者同様の簡単かつスムーズなお引越しが可能になる。加えて、入居後の家賃支払履歴が「smeta」内に蓄積され、利用実績に応じて与信枠が増減する仕組みが搭載されているため、次回引越しをする際は増加した与信枠を活用することで選択肢の幅が広がる。