さらに長期的では、2030年をめどに宇宙ステーション船内・船外作業の自動化や軌道上サービス・月面基地開発におけるロボットシステムの開発に、世界的なロケット開発企業のパートナーとして取り組むことを目指す。40年には宇宙コロニーや火星、月への都市建設の際に安価で安全な労働力を提供できる体制を構築したいのだそうだ。

「基地開発やコロニー建設では、より多くの労働力が求められるはず。この頃には、弊社が名だたる宇宙機関や民間企業と肩を並べて宇宙開発を率先できる存在でありたいです」(中ノ瀬氏)