野口直希
時代の要素を取り入れ、ほぼ毎年リリースされる人生ゲーム。その新作が、今年も登場した。タカラトミーは7月8日にシリーズの新作「大逆転人生ゲーム」を発売した。歴代67作目となる本作は、タイトルの通り「大逆転」がモチーフだ。

「ボードゲーム(アナログゲーム)」の人気が高まっている。中でも注目が集まるのが、100円ショップ・ダイソーが手がけるボードゲームだ。実績のあるボードゲームのクリエイターの作品を110円で販売。ボードゲーム愛好家の間でも“ダイソーボドゲ”の名称で話題になり、都内のダイソーでは売り切れ店舗が続出した。同社が参入を決めたボードゲームの魅力、そして愛好家も認めるクオリティと低価格両立の秘けつについて聞いた。

作業ロボットスタートアップのGITAIがいよいよ“宇宙”へ、JAXAとの連携も強化
日本発の宇宙作業ロボットを開発するGITAIは2021年度に⽶国⺠間宇宙企業のNanoracksと合同で実証実験を行うことを発表。実験ではISS(国際宇宙ステーション)の船内で、同社の汎用型作業ロボットが宇宙飛行士の作業を代替する。成功すれば、宇宙で汎用型作業ロボットの活動を成功させた世界初のケースになる。

社員として働きながら、選手の活動も──アカツキが「eスポーツ実業団」を立ち上げた狙い
「eスポーツブームの夜明け」とも言われている日本だが、海外と比較するとその普及は途上段階にある。特にプロの選手が生計を立てることの難しさやトレーニング環境の構築など、選手を取り巻く課題は少なくない。そうした中、モバイルゲーム事業などを手がけるアカツキが、新たにeスポーツ実業団「Team UNITE(チームユナイト)」を立ち上げた。

実名制Q&A「Quora」が模索する、人ではなく“良質な問い”でつながるコミュニティ
TwitterやInstagramなど、今や誰もがアカウントを持つようになったSNS。一方で、誤った情報の拡散や有名人を自殺に至らせるまでの誹謗中傷を見ていると、SNSの現状に疑問を感じる人も少なくないのではないだろうか。そんな中、日本でも徐々に存在感を強めているのが、米国発のQ&Aコミュニティ「Quora(クォーラ)」だ。

フードデリバリー「Chompy」が正式ローンチ、まとめて注文で三方良しの割引
新型コロナウィルスの影響下で急速に注目を集めているフードデリバリーサービスだ。この領域に挑戦する新たなスタートアップが、元DeNA子会社社長の大見周平氏が立ち上げたシンだ。同社は8月6日、フードデリバリーサービス「Chompy(チョンピー)」を正式ローンチした。合わせて、合計6億5000万円の資金調達を実施したことも明らかにした。

1枚10億円のカードも、偽物根絶を目指すネットのトレカ市場
最近ではカードの売買が店舗からネットに移行しつつある。しかしネット、特に個人間の取引では、偽物の売買でトラブルになるケースも少なくない。そこで登場したのが真贋鑑定をセットで提供する“トレカ版メルカリ”とも言えるサービスだ。そんなサービスの代表格である「magi」と「Clove」は、EC化が遅れるカードショップに出店を促し、市場の活性化を目指している。

和歌山発の“立ち乗り電動バイク”、共感集め5日で売り上げ5000万円超に
クラウドファンディングサービス「Makuake」で“応援販売”を開始した和歌山発電動バイクベンチャー・glafitの立ち乗り電動バイクが話題だ。プロジェクト開始から5日で、5000万円以上の売り上げを記録した。既存のモビリティとは一線を画す乗車体験やファンの共感を生んだ広報施策について、代表取締役社長の鳴海禎造氏に聞いた。

コロナで急成長の“お持ち帰り”専門アプリ、インスタからの注文にも対応
外出の自粛によって、飲食店は苦境に立たされている。そこで注目が集まるのが、飲食店のテイクアウトサービスだ。スタートアップが提供するテイクアウトメニューの検索・注文サービス「PICKS」は今、大幅な成長をみせている。5月12日にはInstagramからの注文にも対応した。同社の試み、そして急速な時代の変化に対応できる飲食店の在り方を聞く。

コロナで販売数2倍、楽天が組んだ“置き配スタートアップ”の意外なニーズ
ECの急成長によって広がる宅配の需要。その一方で、問題になっているのが、度重なる再配達などによる配達員の不足や過労だ。そこで近年少しずつ増えているのが、不在時に玄関や宅配ボックスに荷物を入れておく「置き配」だ。置き配のためのバッグとアプリを組み合わせたサービス「OKIPPA(オキッパ)」を提供するスタートアップのYper(イーパー)が、楽天の独自物流サービスと提携を発表した。その狙いとは。

販売1万台突破の「マッスルスーツ」、コロナの影響で新たなニーズも
服の上から装着することで、生身では出せない力を発揮できる「パワードスーツ」。ゴムチューブ製の人工筋肉を使用したパワードスーツを開発・販売するイノフィスは、同社の製品「マッスルスーツ」の合計出荷台数が1万台を突破したことを発表した。「現場で使われるパワードスーツ」を開発し、普及させた同社の戦略とは。

「深夜の大量FAX」との格闘ゼロに、卸売業者を救うスタートアップの正体
デジタルの力で効率化やコスト削減する「DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、商慣習やオペレーション変更への戸惑いなどからまだまだ限定的だ。だが卸売業者向けSaaS提供のスタートアップ・クロスマートは、”オペレーションを変えないままのDX”を提案しているという。はたしてそれはどういう意味なのか、代表に聞いた。

「カイコ入りハンバーガー」で食料危機を解決!?表参道に店舗オープン
植物を使った人工肉や昆虫食など、動物を使わない「代替食料」の注目が増している。蚕(かいこ)の食品利用を研究するスタートアップ企業のエリーは1月、東京・表参道に蚕を原料にしたシルクフード専門店を期間限定でオープンした。

フリーランスの資金繰りを支援、請求書送付で報酬を即日・先払いする「yup」
フリーランスや個人事業主といった企業に縛られない働き方が注目を集めている。しかし、企業勤めを前提にしている日本では、彼らにとって不便な慣例も少なくない。そんなフリーランスの資金面での不安を解消するとして好評なのが、請求書を送るだけで報酬を“先払い“してくれる「yup(ヤップ)先払い」だ。

世界一快適なスニーカー「Allbirds」日本上陸、シリコンバレーも熱狂!
ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオも出資するサンフランシスコ発のスニーカーブランドが、ついに日本にやってきた。1月10日、「Allbirds(オールバーズ)」の日本第1号店となるコンセプトストアが、東京・原宿にオープンする。

ジョブズ本から「テラハ」まで――2019年上場の経営者オススメのビジネス書&エンタメ作品
2019年に上場を果たしたテック企業の代表たちに、2019年に触れたオススメのビジネス書・エンタメ作品を聞いた。新たなステージに進出した彼らのインプットを参考に、今年を締めくくる1作を見つけてほしい。

階段を自在に上り下りする「アメーバ型ロボット」が狙う“ラストワンマイル物流”の革命
自らのかたちを絶えず変化させる単細胞生物・アメーバ。そのアメーバに着想を得たロボットが、物流のラストワンマイル問題の解決に向けて歩みを進めている。慶應義塾大学環境情報学部発のスタートアップ、Amoeba Energyが自社開発のロボットを使った実証実験を開始した。

「ラーメンの汁もこぼさず運ぶ」国産ドローン起業家が中国を狙う理由
橋梁の点検や物流といった産業用途での利用にも注目が集まるドローン。そんな産業ドローンの普及を目指して機体を開発するスタートアップが、エアロネクストだ。同社は中国・深センにある南方科技大学のロボティクス研究院と提携し、中国展開を強化する。すでに中国の大手ドローン企業との提携も果たしている同社だが、中国進出を狙う同社のねらいとは。

電動キックボードは日本でも普及する?Luupが模索する「新たな移動手段」
「東京モーターショー2019」にも登場した電動キックボード。その普及に向け幅広く活動しているのが、スタートアップのLuup(ループ)だ。代表取締役社長の岡井大輝氏は、「近い将来、日本社会には新たな移動手段が欠かせなくなる」と語る。

電動のキックボードやバイクを公道で!3社が規制緩和目指し実証実験
電動キックボードやハイブリッドバイクなど、バイクや自転車に代わる新たな移動手段として期待される「電動マイクロモビリティ」。スタートアップと経産省がその法整備に向けた第一歩となる取り組みが始まる。
