コロナ禍で企業の採用活動も変化しつつある。これまで当たり前とされてきた“対面”での面接から、少しずつ“オンライン面接”の割合を増やす企業が増えてきている。採用活動のオンライン化は場所や時間をこれまでほど問わないといったメリットが生まれる一方、「対面の面接よりも読み取れる情報量が少ない」といったことから採用のミスマッチを懸念する声もあがる。
採用のミスマッチを防ぎたい──そんな企業のニーズを汲み取り、急速に成長を遂げているのがリファレンスチェックサービス「back check(バックチェック)」だ。
back checkは書類選考や面接だけでは分からない採用候補者の経歴や実績に関する情報を、候補者の上司や同僚など一緒に働いた経験のある第三者から取得するサービス。言ってみれば、これまで外資系企業などが採用時に行ってきたリファレンスチェックをオンラインで行えるものだ。
サービスを利用する企業は、採用予定の職種やポジションに合わせて数十問の質問を自動生成し、オンライン上で簡単にリファレンスチェックを実施できる。
リファレンスの取得は平均3日、90%以上の回答率の実績を誇る。価格も従来のリファレンスチェックサービスと比べて10分の1程度(1件あたり1万円以下)となっている。2019年10月の正式リリースから約1年で累計導入企業数は500社以上を記録しており、リファレンス実施数は累計8000件を突破した。