お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失ったついには預金通帳の残高がほぼ0円に……それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ!」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【71歳ひとり暮らし】週2日だけ、パンを食べることを自分に許すワケ写真:川瀬典子

パンを食べると
腸の働きが悪化

グルテンの影響か、毎日パンを食べていると腸の働きが悪くなることに気づいてから、本当なら毎日でも食べたいパンを我慢するようになりました。

とはいえ、ストイックになりすぎて、大好きなものをまったく食べないというのも悲しいですよね。

楽しく生きるために、食事は大切な要素ですから。

週2日だけ、
パンを食べることを
自分に許しています

それに体質に合わないといっても、毎日たくさん食べなければ、それほど大きな影響は出ないでしょう。

というわけで、週2回だけ朝食でパンを食べることを自分に許すようにしています。

これくらいの頻度であれば、実際に腸の働きが悪くなることもありません。

制限があればこそ
パン選びが幸せです

近所のお気に入りのベーカリーでパンを選ぶときの幸福感ときたら、何ものにも代えがたいものがあります。

きっと「週2回だけ」という制限が喜びを倍増させてくれているのでしょうね。

パンはそのときの気分で選びますが、好きなのはフォカッチャやハード系のパンなど、粉のうまみを味わえるパンです。

朝ごはんに
幸せを感じます

グルテンは体に合わないけれど、粉のうまみを味わうのは大好きなのです。

お腹がペコペコで起きたところで、おいしい朝ごはんが入ってくるのですから、体が喜ばないわけがありません。

私はささいなことで幸せな気分になれるおめでたい性格なので、朝ごはんを食べるたびに「ああ、今日もこうしておいしく食べられてなんて幸せなんでしょう」と思います。

最高の一日
のスタートになります

量はそこそこ多いのですが、胃の負担にならない食材ばかりなので、お腹が重くなることもありません。

体にギアが入って、「さあ、今日も頑張ろう!」と思える、そんな朝ごはんです。

※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。