から揚げは意外とOK!太りにくい「おつまみ」の選び方【医師が解説】いくら痩せる飲み方を実践しても台無しになるおつまみとは(写真はイメージです) Photo:PIXTA

太る原因はお酒よりもむしろ「おつまみ」。お酒の勢いで、糖質の多いおつまみを食べすぎていませんか?それではいくら痩せる飲み方を実践しても台無しになります。栗原クリニック 東京・日本橋院長の栗原毅院長の著作『内臓脂肪の名医が教える 痩せるお酒の飲み方』(日本文芸社刊)から、飲むときの食べ方にも気を配り、痩せ効果をさらに高める方法を紹介します。

あげ物は意外とOK!気をつけるべきは糖質

 太りやすい食べ物というと、脂っこいものが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。でも、太る原因は脂質よりも糖質にあります。

 痩せるために高カロリーな食事を避ける人がいますが、これは大きな間違い。高カロリーな食事に多い脂質には、アルコールと胃の粘膜の接触を緩和し、アルコールの吸収速度を遅らせる効果があります。つまり、あげ物やステーキなどの脂は、脂肪をつくられにくくしてくれるのです。

 一方、主食などの糖質をたくさん含むものを食べれば、食後の血糖値が急上昇して、体内に脂肪がたまりやすくなります。以上のことから、高カロリーな食事より高糖質な食事のほうが太りやすいのは明らか。おつまみを選ぶときも、避けるべきは脂っこいものではなく糖質過多の食品です。

 脂質はアルコールの吸収速度を緩やかにするほか、飲酒で傷みがちな胃壁を胃酸から保護する効果もあります。さらに、鶏のからあげやいかフライといったおつまみは、アルコール代謝に必要なたんぱく質も豊富。逆に、ポテトサラダなどは一見ヘルシーですが、じゃがいものでんぷんには糖質がたっぷり。おつまみにするなら、断然たんばく質豊富なあげ物のほうが太りにくく健康的です。また、油脂類のなかでも中性脂肪の蓄積を抑えるオレイン酸を多く含むオリーブオイルがおすすめ。カルパッチョやアヒージョなどは最強のおつまみです。