アルファードのディテールをチェック(画像6枚)

アルファードは2.5リッター直4エンジン(Z)と2.5リッター直4のハイブリッド(Z、エグゼクティブ ラウンジ)を搭載。車両本体価格は540万〜872万円となる。アルファードは2.5リッター直4エンジン(Z)と2.5リッター直4のハイブリッド(Z、エグゼクティブ ラウンジ)を搭載。車両本体価格は540万〜872万円となる。
最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。渋滞時支援のアドバンスト ドライブや、スマホアプリを用いて車外から駐車・出庫ができるアドバンスト パークも備わる。最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。渋滞時支援のアドバンスト ドライブや、スマホアプリを用いて車外から駐車・出庫ができるアドバンスト パークも備わる。
スライドドアやシェード開閉などのスイッチ類を天井前方に配置。2列目も天井中央に照明やエアコンなどのスイッチ類を集約し使い勝手の良さを高めている。スライドドアやシェード開閉などのスイッチ類を天井前方に配置。2列目も天井中央に照明やエアコンなどのスイッチ類を集約し使い勝手の良さを高めている。
3列目シートは跳ね上げ式となる。3列目シートは跳ね上げ式となる。
ヴェルファイアは2.4リッター直4ターボエンジン(Z プレミア)と2.5リッター直4のハイブリッド(Z プレミア、エグゼクティブ ラウンジ)を搭載。車両本体価格は655万〜892万円となる。ヴェルファイアは2.4リッター直4ターボエンジン(Z プレミア)と2.5リッター直4のハイブリッド(Z プレミア、エグゼクティブ ラウンジ)を搭載。車両本体価格は655万〜892万円となる。
Zプレミアの2列目にはエグゼクティブパワーシートを採用。こちらはオットマンの伸縮機能やテーブルなどが付いていない、エグゼクティブラウンジシートよりシンプルな仕様。Zプレミアの2列目にはエグゼクティブパワーシートを採用。こちらはオットマンの伸縮機能やテーブルなどが付いていない、エグゼクティブラウンジシートよりシンプルな仕様。

 試乗中、30秒に1台くらいの頻度で歴代アルファード&ヴェルファイアとすれ違った。こちらが新型だと気づいたオーナーはわずか。これだけの人気モデルなのになぜ? 要するにアルファードは“使える道具”として多くの人たちに受け入れられているということだろう。つまり、モデルチェンジやモデルライフにかかわらず売れるし買っていいクルマである。

 昔はマイナーチェンジやフルモデルチェンジのタイミングを考えて新車を買う必要があった。現代の人気モデル、アルファードはまるで違う。良い道具は必要な人が必要な時に買えばいいのだ。それがそう簡単にできないという現状が、人気を保つ理由になっているのだから皮肉である。

文・西川淳 写真・ジュネコ 編集・iconic

天下無双!トヨタのアルファードとヴェルファイアが持つ「本当にいいクルマ」の条件とは?