アルファードのディテールをチェック(画像6枚)
試乗中、30秒に1台くらいの頻度で歴代アルファード&ヴェルファイアとすれ違った。こちらが新型だと気づいたオーナーはわずか。これだけの人気モデルなのになぜ? 要するにアルファードは“使える道具”として多くの人たちに受け入れられているということだろう。つまり、モデルチェンジやモデルライフにかかわらず売れるし買っていいクルマである。
昔はマイナーチェンジやフルモデルチェンジのタイミングを考えて新車を買う必要があった。現代の人気モデル、アルファードはまるで違う。良い道具は必要な人が必要な時に買えばいいのだ。それがそう簡単にできないという現状が、人気を保つ理由になっているのだから皮肉である。
文・西川淳 写真・ジュネコ 編集・iconic