今年、2024年は辰(龍)年です。12年に一度の、干支のパワーも重なる貴重な年に、龍神に強力な開運を祈ってみませんか。
古来、龍神の力を借りた多くの先人たちが願望を成就させ、成功を手にしてきました。数々の武将をはじめ、現代に至っても龍神を祀る神社を信仰する政財界人は少なくありません。ですが、数ある神の中で、なぜ龍神だったのか。その理由は、龍神の持つ神としての特性にあります。
ここでは、龍神や神様にまつわる著作を多数持つ大杉日香理さんの著書『龍神とつながる強運人生』より一部を再構成し、龍神の力を借りて運を上げ、どんな望みも実現する方法を紹介します。(初出:2018年8月8日)(初出時より改題、再構成いたしました)

【2024年は辰年】龍神に届きやすい「祈りの作法」と、「祈り」と「願い」の決定的な違い【書籍オンライン編集部セレクション】Photo: Adobe Stock

神社参拝で
祈りの効果を高める方法

 神社では、尊敬する友人に対する時のように、あなたの気持ちを正直に話してください。

 もしそれがネガティブな思いであったとしても、その後、
「これからよくなっていきたい」
「成長していきたい」
「こんなことをやっていきたい」

 と必ず伝え、

「やるべきことをやりますので、後押しをお願いします」
 と祈りましょう。

 人間ですから、時には失敗もすれば、問題が起こることもあるでしょう。将来の不安もあれば、自分に自信がもてないこともあります。
 それは誰もがもっている感情ですから、否定することはありません。もちろん、私自身にもあります。

 その上で、やるべきことは淡々とやる、そうすれば必ず龍神や神様が助けてくれる。
 この気持ちをもってお参りしていただきたいのです。

 そうやって参拝を続けているうちに、龍神がつなげてくれるチャンスや課題、ご縁に気づきやすくなります。
 それらのチャンスや課題に真摯に取り組んでいけば、状況が次第に変わり、「結果的にこれでよかった」といえる形におさまっていきます。

 一つの課題が解決したら、また次のステージで新たな悩みが生まれることもあるはずです。しかしその時、あなたは確実に成長しています。

 表面上は同じような問題がやってきたように見えても、成長した「新たな自分」としてその問題に向き合っていけるでしょう。参拝によって、龍神や神様からの後押しをいただいている安心感も育っているはずです。

「神様へのお礼」は
何をすればいい?

 戦国時代、武将たちは勝利のお礼として、神社に社殿や鳥居を奉納したり金品を寄進したりしていましたが、現代の私たちができる「お礼」は、自分自身が成長して周囲に貢献することです。
 日頃の行動を通して、龍神や神様を喜ばせることです。

 といっても、気を張ってがんばり続けなければならないわけではありません。
 あなたが笑顔で自分らしさを発揮しつつ、目の前のやるべきことに取り組む姿を、龍神や神様は見ています。