誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が教える】心がラクになる老いを楽しむ生き方Photo: Adobe Stock

楽しく年齢を
重ねるために

今日は自分の老いを楽しむ方法についてお話ししましょう。

誰でも等しく年齢を重ねるものですが、楽しく年齢を重ねる人若さに執着する人の2つのパターンがあります。

どうせなら、楽しく年をとったほうがよいですよね。そのためには、自分の年齢に執着しないことが重要ですが、人によっては難しいことかもしれません。

「変化」を楽しむ

大切なことは、自分の身に起きる変化を楽しむことです。

たとえば、40代になったら白髪が増えてきたとか、そういった変化を受け入れて楽しむ。肉体的なピークは過ぎてしまうかもしれませんが、それでも身体の変化は続きます。

すべては変化するものであり、老いもまた変化のひとつだからです。

衰えたなりの
新しい楽しみ方

体力が衰えることも悪いことではなく、衰えたなりに新しい楽しみ方が見つかります。それによって、以前よりのんびりとした時間を過ごすこともできます。

自分のライフステージを観察し、楽しむことが大切です。嫌なこともあるかもしれません。しかし、それは誰にでも起こりうること。

いまこの瞬間が
いちばん若い

これからの人生では、誰もがいまこの瞬間がいちばん若いです。いまある瞬間を楽しむことが大切で、若い頃の騒がしさとは違う落ち着きを楽しむこともできます。

一日があっという間に過ぎていくなかで、時間が早く過ぎることも嫌なことではなく、自分のなかでいろんな発見をして面白さを見つけていくことが大切です。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。