中国のインターネット業界にとって、ゲームのルールはますます難しくなっている。中国政府がオンラインゲーム業界に対する新規制案を公表したことを嫌気し、22日の香港株式市場では中国のゲーム関連株が下落。インターネットサービス大手のテンセントホールディングスは過去10年余りで最大の下げ幅を記録し、時価総額460億ドル(約6兆5300億円)を失った。競合のオンラインゲーム運営会社、網易(ネットイース)も時価総額約160億ドルが吹き飛んだ。規制案には、ゲームの長時間利用やゲーム上の出費を促すサービスに制限を設けることなどが盛り込まれた。これはゲーム中毒と闘う中国の新たな一手だ。政府は以前、新作ゲームの認可を凍結し、内容に関する調査を実施していた。
中国のゲーム規制、ルールの理解難しく
突然の規制案公表でテンセントやネットイースなどゲーム関連株が急落
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