16時間断食のメリット:実践時間を自分の都合で管理できる

 ジョーンズさんは、「今最もポピュラーな、『16時間ダイエット』を試してみたいと思います。毎日16時間の断食を行い、残りの8時間のうちにすべての食事を済ませる、という方法です。食事の時間は午前11時から午後7時までと決めました。つまり、大好きな朝食を断つことになりました」。

「断続的断食」の最中、ブラックコーヒーを飲んでもOK

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 煎れたてのコーヒー1杯は無脂肪でほぼノーカロリーのため、一般的にはブラックで飲む限りなら、「断続的断食の最中に飲んでもOK」と言われています。

 しかし、16時間断食で空腹なときにコーヒーなどを飲むと胃が受ける刺激が強いだけでなく、カフェインの覚醒作用が強烈に影響し、頭痛やめまい、腹痛を感じる人もいますので注意が必要です。

10日目:「断食にはまだ慣れず、空腹感が付きまとう」

 午前中は何も食べることのないジョーンズさんですが、ルールとして許されているのは、水(白湯・炭酸水)とブラックコーヒーを口にできることだけです。

「一杯のコーヒーのおかげで、朝の断食時間も比較的楽に過ごすことができています」と、当初は笑顔で挑戦を続けていた彼でしたが、その余裕も長続きはしませんでした。断食開始から数日後には、食事の時間が待ちきれずに時計ばかり気にするようになっています。

「苦しみは最初の7日間で過ぎ去る」と書かれた、他の人の体験談記事もありました。ですが、ジョーンズさんは10日が過ぎても空腹のため、「みじめな気分」を味わっています。

16時間断食の効果:「次第に16時間断食に慣れ、ランニングや筋トレも可能に!生産性も向上」

 すると、月の半分ほどとなったときに変化が現れはじめ、ジョーンズさんの気分も上向きになってきたそうです。

 それは、空腹感に苦しめられることがなくなり、朝は起きてすぐに仕事に着手できるようになって生産性も上昇。断食14時間目という時間に、朝のランニングまでこなせるほどになったのでした。