「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場! 新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です!この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。

ラーメン、ポテチ…。「太るものが大好物」の人におすすめのダイエットは?Photo: Adobe Stock

3勤1休ダイエットを始めてみると、食べたくなくなることが多い

 私の提唱する「3勤1休ダイエット」は、3日ダイエットをしたら1日オフ。ダイエット・オンの3日間は、高糖質×高脂質の「娯楽食」を控えます。

 しかし、こういうと「私の好物は娯楽食ばかりなんです!」とおっしゃる方が多い。ポテトチップスやラーメンなど、娯楽食はどれもおいしいですし、無性に食べたくなりますよね。

 だから、皆さん、ダイエットを始める前は口をそろえて「大好物を自由に食べられなくなるのが辛い」「ONの日にガマンできても、OFFの日にドカ食いしてしまいそう」と言います。

 ところが! 

 結論から言うと意外と大丈夫。なぜなら、娯楽食というのは体が本来求めている食事ではなく、脳が勘違いして欲している食べ物だからです。

 口にすると「おいしい! もっと食べたい!」という脳内ホルモンが分泌されて、食べないとイライラしたり、食べてもまたすぐに欲しくなったりするのです。

 しかし、これらの中毒のような症状は、私の肌感覚だと、2~5日で抜けていきます。脳が暴走しなくなっていくので、思っているよりもラクに取り組めますよ。

 実際、本書のメソッドで5キロ痩せた担当編集者も、もともとラーメンが大好きでしたが、ダイエットを終える頃にはあまり食べたくなくなったそうです(体験談はこちら)。

 *本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。
 著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)

著者/野上浩一郎
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
監修/西井義典

医師・西井医院院長

2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。