米国のジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は中国の王毅外相とタイで会談し、イエメンの親イラン武装勢力フーシ派による紅海での船舶攻撃を巡り協議する予定だ。複数の米当局者が明らかにした。バイデン政権関係者によると、政権はガザ紛争勃発以来、紛争拡大の回避を呼びかけるメッセージをイランに伝えるよう中国政府に求めてきた。中国はメッセージを伝えているが、イラン政府とのやり取りの具体的内容は不明だという。米国によれば、イランはフーシ派に武器や資金などを提供し支援している。