セクシーさに欠けるインデックスファンドは、イーロン・マスク氏を世界一の富豪にするのを助けた。現在、米電気自動車(EV)大手テスラの株価が下落する中、マスク氏はパッシブ投資の株主たちが同氏に対して間接的に反抗することを懸念しているように見える。テスラ株の下落は、同社の製品開発の停滞を投資家が懸念する中で起きている。マスク氏は過去2年間にインデックスファンドへの懸念を少しずつ公に表明してきた。同氏の懸念には二つの要素がある。指数に連動したインデックスファンドが強力になり過ぎたという点と、企業が示す議決案件についての投票行動をファンドマネジャーに指導する議決権行使助言会社の影響を過度に受けているという点だ。
マスク氏、助言会社をイスラム国に例える理由
「強力になり過ぎた」議決権行使助言会社に警告 自分以外の株主によるテスラ支配を懸念
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