「とりあえず」を行動のきっかけにする

 対して、行動力のある人は「とりあえずやってみよう」と考えることができます。新しいこと、やったことがないことに対しても「まずは少しだけ」「とりあえずやってから」と前向きに物事を考えることができるのです。スピード感が出るのは言うまでもないでしょう。

「ただ、そのやり方だとリスクが高すぎるのでは」と思う方もいるでしょう。それは間違いです。なぜなら、少しやってみてからリスクについては考えればいいのです。

 何も行動せず、ずっと机の前でリスクについて頭を抱えているのと、少しだけ取り組んでみたうえで、リスクについて考えるのはどちらが実践的でしょうか。圧倒的に後者でしょう。

 つまり、大事なのは「とりあえず」とまずは物事に取り組んでみることなのです。

 この感覚さえあれば、行動力がつくだけでなく、仕事の速度も上がっていきます。ぜひ頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。