今生きている人生で「悔いのない生き方」をしている人はどれだけいるでしょうか。しなかったことで後悔するよりも、自分に正直な人生を生きたほうが絶対幸せです。「やりたいこと」をやり始めてからが本当の人生だからです。では、「やりたいこと」を見つけるにはどうすればいいのか? 今すぐ「今すぐ、ふせんを使うこと」です。頭の中で考えたところで見つかりません。「書く」のです。
「面倒くさいな」と感じた方、だから「ふせん」なのです。ノートや手帳、パソコン、スマホのいいとこどりした最強アイテム「ふせん」を使うことで、驚くべき効果が表れます。やることは、「書いて貼って並べ替える」だけ。ふせん特有の5つの特色のおかげで、脳の潜在能力をつかいこなして、人生が180度好転します。
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋して紹介。ふせんを1日1枚書き始めた瞬間から、みるみる自分が変わっていくことに驚きます。自身の変化とふせんのすごさをぜひ堪能してください。
世の中はスッキリしないが、自分の頭はスッキリできる
世の中はスッキリしないことだらけです。職場の仕事もプライベートのあれやこれやも、流れてくるニュースもそう。物価と税金はあがるのに、収入は一向にあがらない。政治も世界情勢も迷走していて、何が起きるか予測できません。人生とは、スッキリしないことだらけのようです。
世の中は、簡単には変わりません。でも、自分の頭の中だけなら、スッキリさせることができる。それだけでも、見える景色が変わってきます。すると徐々にですが、悩みは解消するし、願いも叶うようにもなるのです。なぜか?
潜在意識を間接的にコントロールできる道具とは?
きっかけは、私自身の頭がスッキリしたことでした。「1円の道具」を使うだけで思考が整理され、仕事がはかどり始めたのです。まもなく本社の企画部門に栄転。給料以外の副収入も得られるようになり、年収が何倍にも膨らんで、セミリタイアまで実現しました。
その後、やり方をいろいろな人に教えたら、誰にでも通用するとわかりました。それを本に書いて、読書会を開いて感想を聞いてみたら、やはり同じことがわかりました。
「1円の道具」とは「ふせん」です。ふせんを「ある用途」に使うだけで、頭がスッキリする。なぜ頭がスッキリするかというと、潜在意識という神の領域を間接的にコントロールできるから。それゆえ「神ふせん」といいます。
読書会で直接伺った感想は、次の4つに集約されました。
1.言語化がスムーズになった
2.頭の中がスッキリ整理された
3.大事なことに気づくことができた
4.やりたいこと、やるべきことがわかり、行動できた
2番目の「頭の中がスッキリ整理された」感想の一例をあげると、「自分の思考の癖が見えてきた」「思考がクリアになった」「心が軽くなった」「思考を客観視すると、思考をコントロールできる」などなど……。
1番目の「言語化がスムーズになった」感想にご興味ある方は、前回の記事をご覧ください(*1)。
「目印」「補足」「伝言」「タスク管理」でもない第5の使い方
実は、身の周りで起きるスッキリしないことの多くは、自分の思考が「ぼやけている」「整理されていない」「情報量が多すぎる」ことが直接の原因です。
ところが、ふせんを使うだけで、これらをすべて解消できるのです。
日本人はこれまで、ふせんを「1.目印用」「2.補足用」「3.伝言用」「4.タスク管理用」の4つにしか使ってきませんでした。日本に古来からあった「ふせん」の使い方です。”sticky note”をふせんという日本語に翻訳してしまったことが原因かもしれません。
でも、「神ふせん」という「潜在意識を間接的にコントロールする第5の使い方」を追加するだけで、思考がスッキリ整理されるのです。かかるコストは1枚たったの1円です。
情報過多で、世の中はますます混沌としています。せめて自分の頭の中だけでも、「神ふせん」を使ってスッキリさせたいものですね。
*1 【ノートではない】言語化するために最強な道具とは?
(本原稿は、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』著者による書き下ろしです)
坂下 仁(さかした・じん)
お金のソムリエ協会会長
メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導してきた。副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなる。その後、2018年にお金のソムリエ協会を設立。本業以上の副収入を得て、セミリタイアする会員が続出するなど、メソッドを学んだ人数は6000人を超える。お金のソムリエ協会で最初に学ぶ「夢実現メソッド」は、ふせんを使った思考整理術。その起源は銀行員時代。個人情報の法整備が進み、情報を持ち歩けなくなったため、書いては簡単に捨てられるふせんを駆使して、思考を整理する方法を編み出す。やがて、ビジネスパーソン向けに『1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる』(フォレスト出版)を出版。「週刊ダイヤモンド」「The21」「日経WOMAN」ほか、多数のメディアで紹介される。人生の設計図を作る「夢実現メソッド」用にオリジナルのふせんを開発し、これまで使用したふせんは10万枚以上。クローゼットには常に10万枚備蓄するほど。本作は、「やりたいことが見つかる」「人生の目標が見つかる」「副業が見つかる」「収入が増える」「人生をやり直す」人が続出する「夢実現メソッド」の書籍化。主な著書に『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』(以上、ダイヤモンド社)などがある。
著者からのメッセージ
強力な接着剤を作るつもりが、弱いけど何度でもくっつく接着剤ができあがり、5年の歳月を経て1974年にふせんのアイデアが生まれ、1980年に製品化されました。
ふせんは失敗から生まれたのです。「神ふせん」も同じような韻を踏んでいて、ブロックメモで思考が散乱するという失敗から生まれました。その後、私はライブドア・ショックで破産しかけましたが、節税しながら資産形成する妻社長メソッドで立ち直ります。その原動力となったのが、ふせんです。
「やりたいこと」を見つけられたのも、お互いに応援しあえるお金のソムリエ協会の仲間ができたのも、ふせんのおかげです。なかでも、仲間の存在が大きい。5周年を迎えた今年、新たに5名の認定講師が誕生。「やりたいこと」を見つけて夢をかなえる仲間を見るたびに、ふせんの底力を実感します。
私が安心してコンテンツづくりに専念できるのも仲間のおかげです。微力ですが、これからも黒子として、ふせんのようなアシスト役に徹してまいります。次はあなたの番です。1日1枚ふせんに書けば、「やりたいこと」は必ず見つかります。その際に鍵を握るのが、そばにいる大切な人です。
そこで、本書を読み終えたら大切な人にもやり方を教えて、ふせんを書いてもらいましょう。共通言語が生まれるので、意思疎通がスムーズになります。「やりたいこと」に突き進むあなたを、きっと理解してくれます。それだけで、家庭も仕事も人生も好転するはずです。
特に家族は運命共同体なので、ベクトルがそろうだけで快適になる。夫婦で始めれば、おたがいの価値観や「やりたいこと」を理解でき、二人三脚で協力しあえます。「やりたいこと」が見つかるだけでなく、夫婦円満にも役立つのです。
いるならお子さんも巻き込みましょう。子どものうちに「やりたいこと」を見つけたら、未来の可能性は無限大。ふせんで勉強もはかどるので、「やりたいこと」がきっと実現します。せっかくなので、見つけた「やりたいこと」や「人生の目的」をブログやSNSなどで宣言してみませんか。宣言した手前、やらないわけにはいかないので、さらに実現しやすくなりますよ。もしかしたら応援団が現れるかもしれません。
その際“#神ふせん”とハッシュタグをつけてください。私も必ずやあなたを見つけてフォローし、声援を送らせていただきます!
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★脳からあふれるドーパミンがとまらないから続く
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