後発医薬品大手サワイグループ「米国市場撤退」から読み解くトップ人事の内情Photo:PIXTA
*本記事は医薬経済ONLINEからの転載です。

 1月17日、サワイグループホールディングス(GHD)が米国事業を担うアップシャー・スミス・ラボラトリーズ(USL)などの株式を台湾の医薬品開発製造受託会社(CDMO)ボラファーマシューティカルホールディングスに売却すると発表した。

 ある後発品メーカー幹部は一報に触れ、こう感想を漏らした。

「後発品の供給不安が続くなかで、国内事業に特化してくれることはありがたいのは確かだ」