ドナルド・トランプ前米大統領に関連するミーム株(はやり株)ブームが再燃している。同氏のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」と合併予定の特別買収目的会社(SPAC)デジタル・ワールド・アクイジション(DWAC)の株価は年初来で約180%高となっており、薄商い銘柄から暗号資産(仮想通貨)に至る幅広い投機対象と共に値を上げている。デジタル・ワールドを巡る新たな熱狂は、株価が低迷していた米ゲームソフト小売り大手ゲームストップなどの銘柄が新型コロナウイルスの流行時に急騰したことを想起させる。トランプ氏が大統領選の共和党候補指名獲得に近づく中、トゥルース・ソーシャルの「DWAC」と呼ばれるチャットルームでは5500人余りのユーザーが、ここ数週間、ミーム株とその売買益に関する情報交換を行っている。
トランプ氏関連ミーム株、今はSPACの買いが人気
トランプ氏のSNS運営会社「トゥルース・ソーシャル」と合併予定のSPACが大幅高となりミーム株ブームが再燃
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