誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

伝える

【精神科医が教える】「怒りが爆発しそうな人」が本来とるべき行動・ベスト1
不満があったら、
ちゃんと伝える
ほうがいいわ。

ニコニコしてずっと聞いていたら、
いつか笑えなくなる。
そうなる前にね。

不満があっても、それをストレートに相手へ伝えるのはためらいがちです。

それによって相手との関係をギクシャクさせたくないし、「懐の狭い人」「細かい人」なんて思われたくないという心理も働きます。

だからといって、心のなかにわだかまりを抱えたまま、それと相反するようにニコニコふるまっていると、そのうち心理と行動のギャップが耐えかね、我慢に限界が訪れかねません。

精神的に深いダメージに負ったり、感情が爆発して相手との関係を破綻させたりする前に、不満があったらその都度、感情的にならないようにしながら伝えたほうがいいです。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。