米オンライン掲示板レディットは自らの情熱を内に秘めてきた。勝負はこれからだ。18年前からソーシャルネットワークを運営する同社は、ついに新規株式公開(IPO)の準備を進めている。11日に提出された最新のIPO書類によると、同社と既存株主の一部の所有株を合わせ2200万株を31~34ドルの価格レンジで売り出す計画だ。提案された通りならば、時価総額は最大で64億ドル(約9400億円)となり、直近の未公開市場での資金調達ラウンド(2021年8月)でつけられた評価額100億ドルを約36%下回る。来週のニューヨーク証券取引所への上場に先立ち、レディットは週内にロードショー(投資家説明会)を行う予定だと報じられている。
IPO目前の米レディット、ニッチなSNSの課題は
広告主には貴重な存在かもしれないが、採算を改善する必要がある
有料会員限定
あなたにおすすめ