40~50代で成長できる人は
「一流の考え方」を身につけている
多くの人は、「人生の最も良い時間」を仕事に使っています。せっかく貴重な時間を使うのだから、成長のためのチャレンジをするべきですが、安定した会社に勤めるビジネスパーソンほど、挑戦している人が少なく感じます。
小宮コンサルタンツ代表
特に、社内の自分の立ち位置や昇進の限界が見えてきた、40~50代の社員が顕著です。
実は、40~50代で成長できる人が身につけている「一流の考え方」があります。年齢に関係なく普遍的な思考法なので、1日でも早く身につけるほど人生の景色が変わります。
今回は私がモンゴルで目の当たりにした「一流の考え方」についてお話ししましょう。
私のお客さまに、モンゴルの企業グループのタワン・ボグドの創業経営者バータルサイハンさんがいます。彼は日本の電気通信大学を卒業しており、流ちょうな日本語を話します。幹部のうち30人ほども日本留学経験を持っています。
彼との出会いは2017年にさかのぼります。日経新聞の私に関連する記事に載っていた「お金を追うな、仕事を追え」という言葉に感銘を受け、「モンゴルで幹部たちに講演してほしい」と依頼してきたのです。この言葉は、私の人生の師匠である故・藤本幸邦老師のものです。