生成AI(人工知能)は半導体がなければ存在し得ないが、半導体関連株は割高になっている。半導体関連株は先週、急落した。フィラデルフィア証券取引所(PHLX)半導体株指数は、7日に過去最高値を付けた後、7%以上下落した。最高値を付けた時点で年初来の上昇率は24%に達していた。2023年は65%の上昇を記録し、09年以来の高水準だった。22年終盤に登場し、大きな注目を集めた対話型AI「チャットGPT」が、急騰の一つの要因になったことは間違いない。生成AIを使ったサービスにはコンピューターの大きな処理能力が必要だからだ。PHLX指数は先々週のピーク時には、23年初めの水準の倍以上になっていた。同じ期間のS&P500種指数の上昇率は34%にとどまっていた。
AIブームで好調エヌビディア、他の半導体企業は
株価急落後も半導体関連株は依然として割高
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