黒一色であまり見栄えのしないテキスト

『予習シリーズ』は見栄えのする配色、レイアウト、親切な解説が売りですが、日能研のテキストは黒一色で、あまり見栄えがしないデザイン、レイアウトです。

 生徒や保護者、講師からも否定的な意見が多かったため、2020年から随時改訂しています。以前よりは親しみやすさが増してはいるものの、理科・社会は特に、『予習シリーズ』と比べると見栄えの点で見劣りします。

 その一方で、日能研の市販教材である算数・国語の『ベストチェック』(みくに出版)と理科・社会の『メモリーチェック』(同左)は、古いものながら、できがいいという塾講師からの声も多いです。

穏やかで年配の講師が多い

 日能研の授業担当は、大学生アルバイト講師がいません。そこで、他塾に比べて、年配の講師が多く、穏やかな授業をする印象です。日能研には自習室があり、学習のフォローもしてもらえるので、他塾や家庭教師を併用しているという塾生は、少ないです。