ブラック企業に勤めながら、貯金0円から1億円を貯めた男の生活とは!?「給料が全部貯まっていくんです」と語り、独特の節約生活がSNSで大バズり! テレビ朝日、TBSなど、各種メディアや韓国や台湾、中国、タイ、ベトナムなど海外でも話題になったのが、絶対仕事辞めるマン氏だ。同氏の蓄財の道のりや、節約生活のすべてを明かした初の著書『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』が刊行された。節約生活のきっかけから、貯金の過程や具体的な節約テクニックまで、究極の節約思考とその実践法を丁寧に解説した1冊だ。 今回はその刊行を記念し、内容の一部を紹介する。
「絶対本物に変えてやる!」偽札束作り!
長い間貯金生活を続けていると、気が緩みそうになることもあります。10年単位で日々の生活を貯金に最適化するわけですから、並大抵のことではありません。「節約なんて意味がないのではないか?」と思えて気分が下がることもあるでしょう。そのため、私は目標を忘れないための方法を考え出し、実践していました。
それは、ブログやXなどで度々画像を載せていますが、段ボールで1000万円のブロックの偽札束を作る、というものです。最初の目標は5000万円だったので、5個制作しました。
1000万円のブロックの大きさは、
76mm(タテ)×160mm(ヨコ)×100mm(厚さ)
の直方体です。
この大きさの箱を段ボールで自作し、「これを絶対に本物に変えるんだ!」と自分を鼓舞していました。手に持つ箱の大きさが、そのまま現実の具体的なイメージとなるのでイメトレ効果は抜群です。
ただ一つ、注意があります。
「本物に変わったらいいな」とか「本物に変わりますように」といった生半可な気持ちでは効力が最大限に発揮できずダメなんです。
「本物に変える! 本物に変わる予定である、その予定は確定している。むしろ本物である、もはや本物である、よく見たら本物だった、ただ単に物体周りの時間がズレてるだけ!」
そのくらいの強い気持ちを呼び起こすためのグッズです。
奇行だと思われるかもしれませんが、そもそも5000万円や1億円などという大金を貯めようとすること自体が奇行なのです。だから気にせず作っちゃいましょう。
ただ、この偽札束を並べたり投げたり転がしたりしているうちに、あちこちがヘコんできてしまいました。中身が詰まった発泡スチロールなどで作るべきでした。これから作る方は参考にしてください。
(本稿は、『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』を抜粋、再構成したものです)