韓国語がどんどん話せるようになる人と、なかなか話せない人の「ちょっとした差」とは？

「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる！ 楽しく続けられる！ 韓国語１年生』（ハングルノート加藤著）だ。「こんな本がほしかった！」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハンルグノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。今回は本書の発売を記念して、本文から一部再編集・抜粋して紹介する。

「韓国語の文字」まで好きな人は、あっというまに話せるようになる

僕は7年ぐらいまったく韓国語が身につかなかったのですが、周りには韓国語をすぐ話せるようになっている人もいました。

なぜ韓国語をすぐに話せるようになる人と、僕のように身につくまで何年もかかってしまう人がいるのでしょうか。

それは、「韓国語自体が好きかどうか」がポイントになります。

「韓国語の発音が好き」「韓国語の文字がかわいくて好き」「韓国語を聞いたり、見たりしている時間がとにかく楽しい」など、韓国語の勉強が苦ではなく、ただただ好きな時間を過ごしている、という人もいます。

趣味のような感覚で、楽しく韓国語を勉強している人は、あっという間に韓国語を話せるようになっていきます。
僕は正直なところ、韓国語をあまり好きになっていませんでした。

「好きこそものの上手なれ」
本当にこれなんです。韓国語自体を好きになれたら、あっという間に韓国語を話せるようになるはずです。

好きになれなくても大丈夫。「勉強する目標」が超大事！

ただ、韓国語の勉強を進めても、僕のようにあまり韓国語が好きになれないかもしれません。

そんなときは、「勉強する目標」＝韓国語を身につけてどうなりたいかがはっきりしていれば、挫折せずに勉強を継続できます。

僕の場合、韓国語自体は好きになれませんでした。

でも、7年間付き合った韓国人の彼女との復縁（僕の韓国語がまったく上達しないのが原因の1つで振られました）を目指して、韓国語の勉強を始めてから7年で、ようやく本腰を入れて勉強を始めました。

そして、韓国語学習歴8年目にして初級レベルのTOPIK2級に合格。

彼女との復縁は残念ながら叶いませんでしたが、勉強のやる気はアップしていました。

せっかくなら韓国語のレベルを上げたいと思い、その後、語学留学を決意。35歳のときに、渡韓して語学学校に通い始めました。

その結果、留学2年で語学堂（語学学校）最上級クラスの6級レベルを卒業することができたのです。

勉強を続けるには、きっかけも大切ですが、目標を立てて、それが叶った未来を想像することがものすごく大事なのだと実感しています。

・アイドルが話している言葉がわかったら楽しいだろうな
・ファンミーティングで、自分の言葉で思いを伝えられたらいいな
・韓国ドラマや映画を字幕なしで楽しめたらいいな

こんなふうに、「韓国語を使えるようになったら、こんな楽しいことが待っている」という明るい未来のイメージを持ち続けられれば、大変な勉強も乗り越えることができます。

試しに次の3つの単語を覚えてみましょう。

実際に使っている様子を想像してみると、覚えやすくなります。少しずつ韓国語に親しんてくださいね。

--------------------------------------------------------

『ゼロからわかる！ 楽しく続けられる！ 韓国語１年生』では、知識ゼロでも韓国語が楽しく学べる方法をたくさん紹介しています。