子どもが少し大きくなっても、親の悩みや不安は尽きません。今日もイヤな叱り方をしてしまったと、落ち込むことも……。きれいごとでは進まない子育てでうまく立ち回るために、23年間の小学校教師経験を含む40年超の実績のある教育評論家・親力アドバイザーの親野智可等：著『ずるい子育て』（ダイヤモンド社）に頼ってみませんか。本連載では、多種多様な子どもたちとその保護者に向き合って生まれた「親がラク＆子どもが伸びる」一石二鳥のテクニックを紹介していきます。
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親が習い事をはじめたっていい
「子どもに成功してほしい」という思いは、ほとんどの親がもっているもの。しかしその思いが強すぎて、過干渉になってはよくありません。
「もっと勉強させなくては」「なにか習い事をさせなくては」──。そんな風に縛ってばかりでは、子どもが自力で人生を歩んでいくことはむしろ困難になります。
自分の人生を生きられているか
どうしても過干渉になってしまうときは、親自身が習い事をはじめるのもいいでしょう。「子どもに何かさせたい」という焦りの多くは、親が自分の人生を生きられていないことが原因。自分がなにかに熱中して、子どもには自由を与えるぐらいがちょうどいいのです。
親だって充実した人生を送っていい
「親が自分にお金を使うなんて……」と思うかもしれませんが、親だって自分にお金を使って、充実した人生を送っていいんです。
※本稿は『ずるい子育て』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。
