株価ボードを眺める人3月9日に前週末比2892円12銭安と過去3番目の大幅下落となった日経平均株価

イラン有事の影響で日経平均が乱高下し、株価暴落の不安を抱える投資家は多いはず。先の読めない相場で「今は買いか、売りか」と直感やギャンブルのような投資をしていませんか? 実は、1970年代のオイル・ショックという絶望的な大不況下でも、ある戦略を用いて業績を伸ばした企業が存在します。未来予測の専門家が明かす、先行き不透明な相場を生き抜く「不況に強い投資手法」と、ピンチをチャンスに変える「買い替え銘柄の選び方」とは?。(百年コンサルティングチーフエコノミスト 鈴木貴博)

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イラン情勢における
不確実な未来はたった2つ

 アメリカとイスラエルのイラン攻撃でここ数週間の間、日経平均もアメリカのS&P500も乱高下を繰り返しています。

 3月に入ってからの14営業日でみると日経平均が▲1%よりも下がった日が7営業日、+1%よりも上がった日が3営業日あります。

 日経平均の一段の下落は買いのチャンスなのか、それとも本格的な経済ショックの入り口なのか、迷う投資家も多いのではないでしょうか。

 未来予測の専門家の立場で、このような事態での投資戦略についてレクチャーさせていただきたいと思います。

 そもそもこの先、イラン情勢はどうなるのでしょうか。ここが一番重要な点ですが、未来予測では「確実に読める未来」と「非常に不確実な未来」のどちらなのかで戦略が変わります。