★フジテレビ「ノンストップ!」に著者・親野智可等出演で話題!★
新年度、入園、入学、進級で環境が変わり、親子とも期待と不安で緊張感MAX! 今年こそしっかりしてほしい親と、急には成長しない子ども……。親子げんかやラブルになる前に、23年間の小学校教師経験を含む40年超の実績のある教育評論家・親力アドバイザーの親野智可等:著『ずるい子育て』(ダイヤモンド社)に頼ってみませんか。本連載では、多種多様な子どもたちとその保護者に向き合って生まれた「親がラク&子どもが伸びる」一石二鳥のテクニックを紹介していきます。
やる気のない子には、とりあえず漢字の1画目だけ書かせる
「計算1問」や「漢字書き取り1字」でもいやがる子には、極限までハードルを下げる必要があります。
勉強や宿題をはじめる前に、「サンズイの点のひとつだけ書こう」ともちかけましょう。子どもはそれくらいならすぐできると思ってやります。やりはじめたらスイッチが入り、勢いで2文字、3文字と書けるかもしれません。
「やる気」はやりはじめると出る
脳科学者の池谷裕二先生によると、「やる気」はやりはじめると出るそうです。静止している物体に力をかけて動かすとそのまま動き続けるという「慣性の法則」に似ていますね。
それならば、やる気があろうがなかろうが、まずは取りかかることが大事です。
※本稿は『ずるい子育て』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。