コロナ禍を脱し、日経平均株価が過去最高値を記録するなど経済が大きく変わろうとしている。そんな中、主要企業はどの大学から学生を採用したのか。業界別・企業別に2023年「採用大学」ランキングを作成した。今回は、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅の5大総合商社のランキングをお届けする。(文/ダイヤモンド・ライフ編集部、データ提供/大学通信)
22年のランキングでは
慶應義塾が4社でトップ
総合商社は円安の恩恵を受けつつ、資源事業(石炭や鉄鉱石など)以外の非資源分野(機械や食料など)も好調だ。2024年3月期決算は前期同様に、順調な業績予想となっている。
昨年、米国の有名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本の5大総合商社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅)に注目し、出資比率を増やした。これにより、各社の株価が急上昇し、今も好調な状況が続いている。
22年の5大総合商社の採用大学ランキングでは、丸紅は1位が早稲田大だったが、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事の4社は慶應義塾大が1位となり強さを見せた。
果たして、23年のランキングに変化はあったのだろうか。