入学、入社……4月を迎え、新しい環境に向けて「独学」が必要になる人も多いだろう。そこで、『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんに、おすすめの本を挙げてもらった。前回に続く第2回は「学びの土台」編。メンタルを整えたり、友人を作ったりも大事な「学び」の一部であることを認識しよう。

新入生が「4月からメンタルを病まないため」に読んでおくべき本、10冊

【「まなぶ」4冊】
『独学大全』 読書猿(ダイヤモンド社)

絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の独学技法を網羅した「勉強法の百科事典」。読書が苦手だった著者自身の経験から編み出された実践的なノウハウが満載。

『英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル』 横山雅彦、中村 佐知子 著(筑摩書房)
英語のスピーキング力を鍛えるための画期的なドリル本。ピアノの練習曲「ハノン」になぞらえ、英文法の基礎を反復練習することで、英語を「知識」から「使える技能」に変えていく。

『文系研究者になる―「研究する人生」を歩むためのガイドブック』 石黒圭(研究社)
文系分野で研究者を目指す大学院生・若手研究者のための実践的なガイドブック。「キャリアプランを立てにくい」「進むと破滅」とも言われる文系大学院で、研究を職業として歩むために必要な知識とスキルを丁寧に解説する。

『理系の女の生き方ガイド―女性研究者に学ぶ自己実現法』 宇野賀津子、坂東昌子(講談社ブルーバックス)
理系分野で研究者を目指す女性のための実践的なガイドブック。先輩女性研究者の経験と知恵から、研究と私生活の両立のコツを学べる。

【「きたえる」3冊】
『レジリエンス入門: 折れない心のつくり方』内田和俊著(ちくまプリマー新書)
人生には心が折れやすくなる時期がある。心の自然治癒力=「レジリエンス」を高め、困難に立ち向かう方法をわかりやすく伝える一冊。

『スタンフォード式 疲れない体』 山田知生(サンマーク出版)
スタンフォード大学スポーツ医局で長年アスリートのコンディショニングを担当してきた著者が、世界最高峰の疲労回復メソッドを一般向けに伝授する画期的な一冊。

『大学生のためのキャリアデザイン入門』 岩上真珠, 大槻奈巳 編(有斐閣)
大学生活をどう過ごし、将来のキャリアをどう築いていくべきか。そのヒントを提供する、大学生必読のキャリアデザイン入門書。

【「つきあう」3冊】
『友だち関係で悩んだときに役立つ本を紹介します。』 河出書房新社 編(河出書房新社)
友人関係に悩む中高生のための、心強いアドバイスが詰まった一冊。「友だちがいない」「価値観が合わない」「疎遠になってしまった」など、誰もが経験する悩みに寄り添い、解決のヒントを提示する。

『コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力』 吉田尚記(著), 水谷緑(漫画)(KADOKAWA)
コミュニケーションが苦手な人でも、会話上手になれるヒントが詰まったコミックエッセイ。元コミュ障のニッポン放送アナウンサー・吉田尚記氏の体験をもとに、マイナス思考を活かした会話術を伝授する。

『コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる』 山崎亮(学芸出版社)
コミュニティデザイナーの第一人者である著者が、全国各地で実践してきたコミュニティづくりの手法と思想を体系的にまとめた書。人と人とのつながりを再生するための「仕組み」と「やる気」をいかにデザインするかを説く。