【ベルリン】ドイツのオラフ・ショルツ首相は、中国の習近平国家主席に対ロ経済支援の削減を求める予定であり、これによって、ロシア政府に圧力をかけてウクライナ和平協議に参加させ、ウクライナ政府の受け入れられる条件で紛争を解決することを目指している。複数のドイツ当局者が明らかにした。  ウクライナ紛争は3年目に入った。ドイツの高官は「この戦争が違法で、われわれの中核的な理念を侵害していることを中国に明確に伝えたい」とし、「中国は今、侵略者の側についている(中略)同国は戦争終結に向けて、あらゆる外交努力に積極的に参加するべきだ」と話した。  ショルツ氏は3日間の日程で中国を訪問している。