楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。

【好きなことでお金を稼ぐ】知識・経験ゼロからの「のんびり副業」…ネットショップを開くなら、最初の品数はどれくらいがベスト?Photo: Adobe Stock

最初はムリに品数を
増やそうとしなくていい

私のショップ「しあわせワイン倶楽部」では、現在1500種類のワインを扱っています。

スタート当初から、これほどたくさんのラインアップをそろえたわけではありません。

ショップをオープンしたとき、まず考えたのは「どのくらいの種類がショップにそろっていたら、お客さんが繰り返し来店してくれるだろうか」ということです。

最初の品数は
消費量を逆算

そこで考えたのが、こんなことでした。私のようにワインが好きで、週3~4回は飲む人がいるとします。

これをベースに1週間で2.5本のワインを消費するとしたら、1ヵ月で10本になります(週2.5本というのは、私たち夫婦の平均消費量から割り出しました)。

毎回、違うワインを買ってみたいという人だとすると、最低でもショップには10種類のワインを用意しなければなりません。

3~4ヵ月リピートして
もらう品数を想定する

でも逆にいうと、10種類しかなければ、1ヵ月でショップのワインをすべて飲んでしまうことになります。

となると、その翌月は、別の種類のワインを求めて、ほかのショップで買われてしまうかもしれません。

3~4ヵ月繰り返し来店してもらっても飽きないだけの商品をそろえるとすると、40~50種類はあったほうがいい。

そう考えて、まずは30種類の商品からスタートして、その後は50種類を目標に、少しずつ品数を増やすことにしました。

在庫数より
アイテム数を増やす

実際のところ、そこから1年ほど売れなかったわけですが、カリフォルニアワイン「ナパ・セラーズ」に巡り合って売れるようになり、50種類くらいそろったころから、売り上げが安定して伸びるようになってきました。

このように初期の商品数は、「数ヵ月繰り返し来店してもらってもお客さんを飽きさせない」ことを目指すといいでしょう。

ただし、「初期在庫は少なく慎重にそろえる」ほうが無難なので、初期の段階では、商品在庫数をムリに増やす必要はありません。

機会損失があってもいいので、在庫数よりもアイテム数を目標に近づけていくほうを重視するべきだと私は考えています。

POINT 扱う商品の需要を予測して最低限の商品アイテム数をそろえて徐々に増やしていきましょう

※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。